「この男の妻として覚悟を
決めろ、俺――…」
タンガタ族の族長の息子・アヴェルは、
同じ島の反対側に住むミヤル族へ不満を募らせていた。
“タンガタからミヤルへ、新成人を毎年1名献上する”
鮫の血を引くと言われる強靭なミヤル族との争いを避けるために、
かつて先祖達が定めたこの忌まわしい掟のせいだ。
ある日、アヴェルは獣に襲われたところをミヤル族のトゥキリに助けてもらう。
意外にも気さくで優しいトゥキリに警戒心を和らげるアヴェルだったが、
アヴェルの出血に気づいた瞬間、トゥキリの様子が急変!
突如人間離れした姿に変わり、なんと発情し始めてしまう。
そんなトゥキリに慌てるアヴェル。
そう、タンガタ族は「最初の性交で性別が決まる」という特殊なカラダを持つ部族。
初めてのセックスをメスとして行うと、メスのカラダになってしまう…!
「だめだっ…俺は次期族長なんだっ…!」
抵抗しつつ、アヴェルもまた快楽の渦に飲み込まれ――?